2018年ハンガリーのワールドカップにて
競泳 瀬戸大也選手考案、
クロススライダーの開発裏話
―以下、IMPHYプランドオーナー森平茂生インタビュー
” 瀬戸さんとは2018年から知り合いの紹介でIMPHYのリリースギアを使って頂くようになりました。
中でもストレッチボールズは特にお気に入りのようで海外の試合でも必ず試合会場にも持参して使っていらっしゃいました。
ストレッチボールズスパイラル
ある時、商品開発をしたいというお話しを頂き、ヒアリングする事になりました。二つの商品に関してのアイデアを頂きましたが、より手軽にどこでも使用できるクロススライダーのタイプに私は着目しました。
そこから、頂いたアイデアをより実用的に使用できる商品開発に入ったのです。
試作品は手作りで板を削ったり、パッドを付け替えてみたり、様々なローラーを取り付けて試行錯誤してみました。
試作品を作りながら様々なスライダーの商品とも比較をし、より摩擦係数が少なく、どこでも使え、グリップ力があり、手・肘・膝・お尻・足を載せても使えるマルチな使い方ができる物を追い求め、少しずつ形が決まってきました。
ローラーも仕様・大きさ・形・個数を変更しながらメーカーにもできるだけ小音の物を開発して頂きました。
結果、どこにも無い商品が出来上がり、日本、米国、台湾で特許を取得する事ができました。
工場でも何度も試作を繰り返し、完成したものを2019年より米国のジュニアスイマーに使ってもらう事になりました。
そのチームはメドレーリレーで当時全米ランキング1位の記録を出す事になり、競泳に重要な筋力トレーニングギアとしてとても有効である事が証明されました。 ”
(2)へ続く
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